教職実践専攻(教職大学院)での教員養成は「実践の事実」から学ぶことを中心とします。教職のような高度な専門的職業には,「経験の積み重ね」が不可欠です。しかし,「経験」を重ねれば自然に専門的力が形成されるのではありません。自らの実践体験,他者の実践を「知的考察」の対象とし,徹底的に分析・検討し,そこから実践の理論的「知」や具体的「技」を客観化する方法・手だてを獲得する必要があります。それによってはじめて,「経験から学ぶ」ということが成立します。教職実践専攻(教職大学院)では,こうした「体験の経験化」ともいうべき実践力の養成課程を基本とし,高度な専門職業人として教員に求められる資質能力を育成します。
教職大学院では,多様な教育的ニーズを持つ子どもに的確に対応できる教員としての高度な「能力」を客観的な知識・技術・スキルとして獲得していくと同時に,附属学校や協力校,地域の教育機関等との密接な連携によって,多くの優れた教員や優れた教育実践との出会いと学びの場を作り出し,人間性豊かな教員としての「資質」の形成をめざしています。
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