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大学案内

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教員としての基礎的・基盤的な資質能力の確実な育成を目指した教育の質の向上に係る取り組み

 本学の教育では,小学校,中学校,高等学校,特別支援学校における教育への深い理解と高い熱意・意欲を持ち,かつ,各学校の教員として,担当する教科,道徳科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動での指導,学級経営,生徒指導を行うために必要な基礎的・基盤的な資質・能力を全般的に確実に身につけた「学び続ける教員」を育成するために,下記のような取り組みにより,教職指導,教育課程内の授業科目及び課外活動の充実を図っています。

現在の取り組み

(1)教育課程の充実に向けての取り組み

○「福岡教育大学スタンダード」の策定
 学位授与,教育課程編成・実施,入学者受入の各方針を整備し,育成すべき資質能力の内容と基準を明確化しています。

○「教員養成の質向上に関する諮問会議」の開催
 地域の学校教育の動向や課題等に対応,解決できる教員の養成を目指して,平成26年度から,福岡県内の教育委員会,学校教育関係者により「教員養成の質向上に関する諮問会議」を開催し,ここでの意見を聴取しつつ,教育課程等の検討,編成を行っています。

○実習の体系的な実施
 本学の教育実習では,1年次から学校教育現場を体験し,4年間にわたって幼児・児童・生徒と関わりながら実習が行えるような体制を整えています。各年次においてそれまでに学んだ教職に関する基礎的な知識や方法論を基に実習に臨むことで,卒業までに教科指導や生徒指導等を行う上で必要となる実践的指導力の基礎を身につけることができます。
 1年次の体験実習では,授業・保育や遠足・運動会・文化祭・勉強合宿などの協力校の学校行事や課外活動に参加し,教員の補助を行います。子どもに付き添い見守る,あるいは子どもの安全に気を配るという体験を通して,子どもの様々な可能性に目を向けている教育者の視点を体験します。さらに,こうした体験により,教職に対する使命感,子どもに対する関心,責任感,生きた幼児・児童観,教育観を身につけることを目指しています。
 2年次の基礎実習では,授業を構想する力を養い,3年次に附属小・中学校,幼稚園で実施される「本実習」に向けての基礎作りを行います。協力校と附属学校でそれぞれ1回程度の授業参観を行い,場合によっては教科等の研究会にも参加し,教員がどのように授業を作り上げているかを検討・分析します。さらに,模擬授業,学習指導案の作成,教材の試行的作成等を通して,授業づくり,教材研究の方法を身につけます。また,観察参加では,3年次生の附属学校・園における教育実習(本実習)を観察します。反省会に参加し,3年次の本実習に向けて教育実習の心構えを養います。
 3年次の本実習では,実際に教壇に立ちながら幼稚園教員,小学校教員及び中学校教員としての実践的な指導力を養います。3~4週間にわたる教育実習によって,学習指導・授業づくりの能力,幼児・児童・生徒に対する指導力,学級づくりの能力など実践的な指導力の育成を目指します。また,特別活動や部活動も含め実際の教育活動全体を通じて幼児・児童・生徒に関する理解を深め,学級での指導や教員の職務の実態にも触れます。
 4年次の教育総合インターンシップ実習では,教職を強く希望する学生を対象として,学校現場で継続的・日常的に子どもや教員と生活しながら研究を進め,実践的研究の方法を身につけます。協力校の教員を補助しながら実習を行い,教科指導,学級指導,特別活動の指導など学生が設定した課題について研究を進めます。

(2)課外活動での体験,実践の機会の充実に向けての取り組み

○学校支援ボランティア活動
 本学は,学生のボランティア活動を教育の一環として位置づけ,「学生ボランティア活動の推進に関する基本方針」を策定するとともに,ボランティアコーディネーター2名を採用し,学生に直接面談を行い,ボランティア派遣先の調整を行うこと等,支援体制の強化を行っています。
 その結果,ボランティア活動に参加した学生数は,平成25年度と比較して30%増加し,平成26年度は約2,000名の学生が参加しました。

○英語習得院
 学校現場で実践可能な英語コミュニケーション能力の習得や留学に必要な英語力向上に向けた取組の推進を目的に,平成27年度に設置しました。
 プレイスメントテストによってクラス分けを行い,レベル別の講座を年間48回開設しています。
 その他,教員採用試験の二次試験対策講座をキャリア支援センターとの連携で実施しています。

平成28年度からの取り組み

(1)教育課程の充実に向けての取り組み

○教職教育院による教職指導等の充実
 学生の教職への意欲と努力を一層励ます新指導体制として「教職教育院」を設け,各課程の何れにも教育の在り方について主導的役割を果たし,入学時から卒業・就職まで一貫した丁寧な指導を行います。また,実践型教育の徹底,各課程の育成目標に応じた継続的な教育課程の再編,学校現場での体験・実習の拡充を図り,教員養成カリキュラムの開発拠点を形成します。

○各学校種の教員に必要な資質能力を確実に育成する教育課程の編成
 初等教育教員養成課程においては,小学校教員に求められる幅広い知識・技能と実践力を身に付けさせるためのカリキュラムを準備し,各教科等の指導,学級経営,生活指導の確実な実施と,新たな教育課題に対応できる小学校教育のスペシャリストを養います。中等教育教員養成課程においては,中学校教員の養成を重視して,担当教科,道徳科,総合的な学習の時間及び特別活動での指導,学級経営,生活指導を行うために必要な基礎・基盤的な資質・能力を各専攻別に養います。特別支援教育教員養成課程においては,小学校又は中学校教諭としての指導力とともに障害のある子どもたち一人ひとりのニーズに応じた教育を行える高い指導力のある教員を養います。

(2)課外活動での体験,実践の機会の充実に向けての取り組み

○学校支援ボランティア活動
 平成28年度から,学校支援ボランティア等に参加した学生の自己評価や他者評価を基に学生自らが身についた資質能力を把握し,さらに自らを高めるため,目指す目標となる評価「学生ボランティア活動認定システム」を本実施することとしています。

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